中絶手術
中絶手術
当院では、すべての初期妊娠中絶手術を世界保健機関(WHO)推奨の手動真空吸引法(MVA法)で行っております。MVA法はプラスチック製のやわらかいカニューレを使用するため、痛みが少なく、また子宮を傷つけるリスクが低いとされております。また、すべての器具が使い捨てなので手術の感染リスクが最小限に抑えられます。
当院では患者様の金銭的な負担が少ないように、初期中絶(10週6日まで)は計7.5万円(税込)で全部が済むようにしております。
初期中絶手術費用について
内容 | 費用(税込) |
10週6日までの中絶手術 | 税込75,000円 |
- 初再診料
- 術前診察
- 検査代
- 薬代
- 麻酔代
- 手術費用(全例MVA使用)
- 術後検診
費用に関する注意事項
- 初診時に11,000円(税込)の保証金をお支払いただき、手術日には残金の64,000円(税込)をお支払いいただきます。手術を受けられない場合も保証金は返金いたしません。
- 術前検査で感染症がみつかった場合は、保証金は外来診察料、検査費用にさせていただきますのでご返金できません。
- 初診時にエコーにて子宮内に胎嚢が確認できない場合は、後日、再度来院いただいております。その場合は、初診時に初診料+エコー代(6,000円~)をいただいておりますが、中絶手術に至った場合は中絶費用よりひかせていただきます。
- 入院後のキャンセルの場合は、通常の入院費用を頂いております。
中絶手術をお受けできない方
- 過去に麻酔の合併症があった方
- 薬(抗生剤、麻酔薬など)にアレルギーのある方
- 重症アレルギー(アナフィラキシーショックなど)を起こしたことがある方
- 抗凝固薬を服用中の方
- 持病(高血圧、不整脈、喘息、心臓病、てんかんなど)をお持ちの方
- BMI33以上もしくは体重100kg以上の方
- 術前検査で治療が必要な感染症(HIV 等)がみつかった方
- 円錐切除術を受けられた方で、外来診察で子宮頸管拡張が難しいと判断された方
- 帝王切開術を含めた子宮手術後1年以内の方
- 出産後6ヶ月以内の方
- 帝王切開術を3回以上受けられた方
予後〜術後診察の検査内容・手続き
1.予約
予約なしでのご来院も可能ですが、診察は予約の方優先になっております。WEB予約システムもしくは電話(042-535-3544)で診察日をご予約ください。(日曜日を除く)
生理予定日から10日生理がずれた日での初診来院をお勧めいたします。
2.初診日
医師の診察および各種検査を受け、費用をお支払いいただきます。
検査・処置内容 | ・医師による説明 ・超音波検査 ・HIV検査 ・B型・C型肝炎検査 ・梅毒検査 ・血液型検査 ・貧血検査 |
手続き | ・保証金(11,000円)お支払い ・手術日のご予約 ・手術に関する説明 |
3.手術当日
中絶手術を行います。
手術の流れ | 8:45 〜 ご来院 9:00 〜 子宮頸管拡張 12:00 〜 全身麻酔+手術 術後 〜 超音波検査 夕方 〜 日帰り手術 |
手続き | 手術費用(保証金分を引いた金額)のお支払い |
4.手術から2週間後
術後診察を受けていただきます。
検査・処置内容 | ・術後診察 ・超音波エコー |
5.中絶手術後の生活
シャワー | 翌日から |
入浴 | 1週間後から |
月経再開 | 約10日後から |
性交 | 7〜10日後に悪露・出血が止まってから |